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第四話「雛、孵る」

藤原家の庭先に産み落とされた卵。
育てるもののいないその卵を、夏目はニャンコ先生と温めてみることにする。
日に日に大きくなる卵、そして、それを主からの命で奪おうとやってくる妖。
確かに生きているその卵を守ろうと決めた夏目の前で、ついに卵の中から姿を現したのは、なんと小さな小さな人の形をした「辰未」という妖の雛だった。


庭先の木の上に最初は5つあった卵が1つになり、親鳥?も帰ってこないので夏目が心配して自室へ持ち帰ります。
昼間は「雛が孵ったらうまいかも。」とニャンコ先生をノせて、夜は布団で先生と一緒に暖めます。
途中でニャンコ先生が「限界」になってトンズラ呑みに出かけていましたが、ちゃんと卵にタオルが巻いてあったのが先生の優しさw

ちょうど同じころから玄関に妖の落書きが。
毎日夜中に袈裟をきた妖が書いていく文字は、「陸(六)」からのカウントダウン。
その妖は夏目の前に現れ卵の行方を尋ねます。
夏目はとっさに「知らない」といいますが、妖は疑っている様子。
なんでもその妖の主が卵の雛を食べるために所望していると。

落書きの文字が「壱」になった日の夜。
まばゆい光とともに雛が孵ります。
姿は小さな人そのもので、角が生えています。
くしゃみをする「辰未」という妖の雛を見て、あわてて産湯とタオルの用意をする夏目とニャンコ先生w
しかもニャンコ先生、たまちゃんと名前付けてましたw

たまちゃんはどんどん大きくなりますが、成長すると本来の姿になり旅立たなくてはいけない。
本人もそれを知っていて何も食べず衰弱していくところが切ない(´ДÅ)
そんなたまちゃんを捕らえるべく袈裟姿の妖=磯月のネズミがやってきます。
夏目はたまちゃんを連れて逃げますが、追い詰められピンチ!
その時またまたまばゆい光とともに本来の姿に成長したたまちゃん。
ネズミを捕らえますが自分で自分を制御できない状態に!
斑となって止めようとした先生より先に夏目がくちばしを撫で、我に返る。

ネズミは雛でなくなったたまちゃんは必要ないのですね。
たまちゃんに乗って空を飛び藤原家へ帰る夏目とニャンコ先生は、屋根の上でたまちゃんとお別れ。

夏目の「大きくなって旅立ちの時が来ても、ここにいていいんだよ」という言葉が、たまちゃんにとっては嬉しかったんでしょうね~。

親を知らなくても寂しくないけど悲しかった、この街に来るまで」という夏目の言葉が切なかったです><

次回 第五話「約束の樹」
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by t-m-pooh | 2009-01-30 21:36 | アニメ